海外事業レポート

【マニラ=藤田祐樹】米地質調査所（USGS）によると、フィリピン南部ミンダナオ島東部の沖合で10日午前9時43分（日本時間同午前10時43分）ごろ、マグニチュード（M）7.4の地震があった。地元メディアによると、この地震の影響で少なくとも2人が死亡した。

フィリピン火山地震研究所は一時、津波警報を発令して沿岸付近にいる住民に避難を呼びかけた。

USGSの発表で震源の深さは58.1キロ。ミンダナオ島の中心都市であるダバオ市などで強い揺れを観測した。

フィリピンでは9月30日夜に中部セブ島沖でM6.9の地震が発生し、70人超が死亡した。